増殖したサクラ
出会い系サイトには、どうしてこんなにもサクラが増殖してしまったのでしょうか。
その真相をひも解いていくと、そこには“はっきりとした理由”が存在しています。
その“はっきりとした理由”というのが、「サイトの利益を運営者サイドが操作をできるシステムを築きたかったから」という利益至上主義の発想です。
ある出会い系サイトに登録をした男性がいたとします。
男性の利用しているサイトは、ポイントを購入し、そのポイント消費する代替えとしてサイト内の機能が利用できるシステムを採用していたとします。
すると、このポイント消費を促進させるようなことをすれば、ポイントを売っているサイトの運営者側にダイレクトな収入が発生することになります。
そのポイントを会員に消費させる役割を担っているのがサクラです。
具体的には、会員が返信をしたくなるような心理を巧妙に突いたメールを送信し、その返信を打たせることで「返信分のポイントを消費させる」のです。
このメールのやり取りが、ロングテールになればなるほど、ポイントは消費されることになります。
そしてあくまで、サクラの目的はこのポイント消費のサイクルを円滑に行うことですから、実際に会うことや、直接携帯なりE-mailに通じるアドレスを交換するのは至りません。
現在のうちでもポイントを消費するサイト、とくにメールを閲覧する際にもポイント消費が発生するサイトなどでサクラは活躍を見せています。
入会すると溢れんばかりのメールが送信されてくるサイトなども、閲覧するだけでポイントが消費するシステムの場合であれば、開いただけでもサイト運営者の懐には報酬が舞い込んできます。
思わせぶりのメールを登録者の女性になりすまして送信し、長く長くやりとりを引きのばし、ポイント消費にいそしむのがサクラの仕事です。
言うまでもなく、サクラにとっては出会い系サイトでの目的はサイト運営者の目的と合致しています。
サクラのメールは、ビジネスに裏打ちされた口先だけの文言と捉えて、注意して利用しましょう。








